兄の夢
年上の男兄弟は頼れる囲いと、先を歩いた人の位置を象徴します。兄が笑って迎えてくれる夢は寄りかかれる所ができる、または目上の助けを得る吉夢で、一人で決めるには重い事を抱えているときによく出ます。兄が何かを手渡す夢は受け継ぐものがあるという意味です。反対に言い争う夢や背を向ける夢は、目上との気まずさや、比べられているという心の負担を映します。
兄は同じ道を数年先に歩いた人で、友と分かれるのはそこです。伝統の夢占いは年上の兄弟を家の柱と見て、どんな顔で現れたかによって読みを分けました。実際に兄がいない人にも出る夢です。
状況別の読み解き
兄が笑って迎えてくれる夢
寄りかかる所ができるという吉夢です。伝統では年上の兄弟が迎える夢を、助けが入る事と見ました。難しい事を前にしているなら、助けてくれる人が現れる時と読みます。
兄と言い争う夢
比べられる心が作った場面です。先を行った人と自分を見比べているという合図に見ます。実際に仲がこじれるという予告ではないので、怖がる事ではありません。
兄が病んで見える、つらそうな夢
年上のきょうだいが弱って見える場面です。頼っていた側が揺れて見えるので、その人の健康より「今度は自分が支える番か」という気持ちを指すことが多いです。
兄から何かをもらう夢
受け継ぐ、あるいは助けを得るという吉夢です。伝統では年上からもらう夢を、恵みと見ました。場を引き継ぐ事と読むこともあります。
兄の夢は実際の兄弟の事を予告しません。頼りたい心や見比べる心が描いた場面であることのほうが多いのです。年上の兄弟がいない人にも同じ意味で出ます。