デカン(星座の細分傾向)
あなたの星座を三つに分けたデカン(10度)で、より精密な生まれ持った傾向を見ます。
デカンは西洋占星術で各星座(30度)を10度ずつ三つに分けた細分区間です。同じ星座でもどのデカンに属するかで副支配星(伝統的な三区分)が変わり、傾向が微妙に分かれます。生年月日で自分のデカンと副支配星を見つけ、性格・恋愛・仕事の傾向をより精密に知ってみましょう。 空を三十六に分ける考えは、古代エジプトで夜の時刻を計るために星を三十六の群に分けたデカンから来ており、ヘレニズム占星術がこれを黄道十二宮に重ねて今の形になりました。副支配星の定め方はいくつかありますが、ここでは同じエレメントを分け持つ三つの星座の支配星を順に回す伝統的なトリプリシティを用います。ですからカルデア順で割り当てる別の表とは結果が異なることがあります。
見方
生年月日を入れると太陽星座を定め、さらにその星座の三十度を十度ずつ三つに分けたデカンのどこに入るかまで見ます。生年月日だけあれば足り、生まれた時刻は使いません。
わかること
自分のデカンの傾向と、その区分を共に司る副支配星、恋愛と仕事の質、そして副支配星が導く今年の流れを見られます。 副支配星がどの惑星かで金運と健康の質も変わるため、その二つもデカンごとに分けて出ます。
三十六に分けた空はもともと暦だった
古代エジプトでは夜空の星を三十六の群れに分け、十日ごとにそのうちのひと群れが夜明け前に初めて昇るのを見て時期を数えました。三十六に十を掛ければ三百六十日になりますから、デカノスは夜の時刻を測る目盛りであると同時に、一年を区切る暦でもあったわけです。その三十六の枠がのちに黄道十二宮の上に重ねられて、今のデカンになりました。
デカンの境目にかかる誕生日
ひとつのデカンは十度、日数にすればおよそ十日です。ですからデカンが変わる場所に誕生日が置かれると、太陽がその境目を通る時刻によって前のデカンにも後のデカンにもなりえます。区切りが変わるころにお生まれでしたら、前後二つのデカンの説明を併せて読んで、より頷ける側を自分の場所となさってください。隣り合うデカンは同じ星座の中ですから、両方に足を置いておいても失うものはありません。
副支配星が同じなら別の星座と通じる
ここで使う方式は、同じ元素を分け合う三つの星座の支配星を順に回して、デカンごとの副支配星を決めます。そのため自分の副支配星が、自分の星座ではなく同じ元素の別の星座を治める惑星である場合が出てきます。そのときはその星座の性質と通じる箇所が併せて現れます。星座の説明だけでは説明のつかなかった自分の姿が、ここで解けることもあります。
本によって副支配星が違う理由
デカンに惑星を割り当てる方式はひとつではありません。このページが使う伝統的な三区分法のほかに、土星から月まで七惑星を順に回すカルデア式が広く使われています。二つの表は結果がよく食い違いますから、ほかの本やサイトで見た副支配星とここのものが違っても、間違いではなく別の表を使っているのです。どちらの方式かを先に確かめておくと、迷うことが減ります。
デカンで人を判断しないでください
デカンまで分けても三十六の枠ですから、ひとつの枠に当てはまる人は世界に数億人います。細部を見るということは、一人を特定するという意味ではありません。相手の誕生日を尋ねてデカンを割り出し、人となりを測るようなことは控えてください。自分の星座の説明がどこか合わなかったとき、そのずれを少し狭めてみる場、そのくらいがデカンの使いどころです。
よくある質問
デカンは星座と何が違いますか。
星座が占める三十度を十度ずつ三つに分けた細かい区分です。同じ星座でも初め・中ごろ・終わりで質が変わります。
自分のデカンはどう決まりますか。
誕生日がその星座の期間のどの十日間に入るかで自動的に決まります。ご自身で選ぶ必要はありません。
星座占いと一緒に見るべきですか。
併せてご覧になるとよいでしょう。星座占いは今日・今週のように時とともに移る流れを扱い、デカンは生まれたときに定まって一生変わりません。二つが違うことを言うなら、その日の流れと生まれ持った質がすれ違っている所ですから、そこがむしろ読みどころです。
副支配星とは何ですか。
デカンごとに、その十度の区間を共に司ると見る惑星です。星座全体の支配星とは別に割り当てられるため、同じ星座でもデカンが違えば副支配星が変わり、結びも分かれます。
旧暦の誕生日でもデカンを出せますか。
出せますが、デカンは太陽が黄道のどこにあったかで決まるので、基準は新暦の日付です。旧暦を選ぶと新暦に直してから、その日のデカンを引きます。二つの暦は一か月近くずれることがあり、取り違えると星座から変わります。