鳥
鳥は知らせと自由の象徴です。明るくさえずる鳥や懐に飛び込んでくる鳥は嬉しい知らせと貴い縁を意味し、手に捕まえる夢は待っていた結果を得ると読みます。鳥が家の中に入ってくる夢は古くから知らせが入る吉夢とされました。反対に籠の鳥は息苦しい今の状況を、飛び去ってしまう鳥は逃した機会や離れていく人を映します。
鳥は庭にいるもののうち、その気になればいつでも地を離れられる唯一のものです。伝統の夢占いは鳥を、遠くから便りをくわえてくるものと見て、どんな鳥がどう現れたかで読みを分けました。懐に飛び込む鳥は妊娠の知らせとして読むこともあります。
状況別の読み解き
鳥が懐に飛び込んでくる夢
貴い縁が入るという吉夢です。伝統では懐に抱かれる鳥を、子を授かる知らせとしても見ました。ただしそれかどうかは、夢よりも見る人の事情で量るほうが合っています。
鳥が明るくさえずる夢
うれしい知らせが来るという意味です。数羽が連れ立って鳴いていたなら、人の間に良い言葉が行き交うと見ました。待っている連絡があるなら良く読みます。
鳥が飛び去ってしまう夢
手に残ったのは羽根だけという場面です。鳥は捕まえておくものではなく、来る時と去る時が決まっているので、手放してこそ次のものが止まると読みました。
傷ついた鳥や死んだ鳥の夢
待っていた知らせが遅れるという意味です。伝統ではこういう夢を、気が折れた時と見ました。怖がる事というより、無理な日程を減らせという合図に見てください。
鳥の夢は知らせに関してはおおむね良く見ます。ただし妊娠の知らせかどうかを夢だけで決めないでください。飛び去る夢を見たからといって、実際に何かを失うわけではありません。