雨
雨は塞がっていたものを洗い流す解消と豊かさの象徴です。日照り続きの後の恵みの雨に打たれる夢は憂いが晴れ、ありがたい助けが来ると見ます。雨がそのまま財であった農耕の時代の解釈が今も残っているのです。軒下で雨宿りする夢は一歩引いて時を待てという意味です。ただし土砂降りや洪水のように手に余る雨は、事が一度に押し寄せる意味なので優先順位を決めるときです。
雨は降りはじめる時も、やむ時も、こちらでは選べません。雨がそのまま一年の実りだった時代の読みがそのまま残り、ほどよく降る雨は恵みある助けと見ました。ただし同じ雨でも、量と身の置きどころによって読みは大きく分かれます。
状況別の読み解き
日照りのあとに恵みの雨が降る夢
憂いがほどけ助けが来るという吉夢です。長く待った知らせや、先送りされていた支えが届く流れと読みます。乾いた地に雨が染み込む場面だったなら、とりわけ良いと見ます。
雨に打たれながら歩いて気分が良い夢
古い感情が洗い流されるという意味です。避けずにそのまま受けていたなら、いまの状況を受け入れる支度ができたという合図に読みます。
軒下で雨宿りをする夢
しばし退いて時を待てという意味です。いま出れば濡れる、少し待てば過ぎるということです。決めごとを控えているなら、一拍置くほうがよいでしょう。
土砂降りや洪水など、受け止めきれない雨
一度に押し寄せる事を意味しますから、優先順位を決める時です。水が家の中まで入ってきたなら、事が暮らしの領域まで越えてきた合図と読みました。広げたものを減らせという意味に近いのです。
雨の夢はおおむね洗い流しと豊かさを語りますが、量が過ぎれば同じ象徴が重荷へと裏返ります。夢のなかで雨を喜んだのか恐れたのかが、どちらに読むかを分けます。