霧の夢
霧の夢は先が見えない息苦しさ、つまり判断を先延ばしにせよという合図です。濃い霧の中を歩く夢は、知っている事が足りないまま決めようとしているしるしなので、ひと呼吸おくほうがよいでしょう。霧が晴れる夢は状況がはっきりし、詰まっていた事が動き出す吉夢と見ます。霧の向こうに何かが見える夢は、答えの糸口がすでに手の中にあるという意味です。ただし霧の夢が悪い事を予告するわけではなく、決断を前にした時期によく出てきます。
伝統の夢占いは視界が覆われる夢を、事がまだ表に出ていない時と見ました。悪い事の予告として読む箇所は、古い夢占いの書にも多くありません。
状況別の読み解き
濃い霧の中を歩く夢
知っている事が足りないまま決めようとしているしるしです。ひと呼吸おいて欠けた情報を埋めるほうがよいでしょう。急ぐほど戻しにくくなる時期と見ます。
霧が晴れていく夢
状況がはっきりし、詰まっていた事が動き出す吉夢です。昔の夢占いは覆いが取れる夢をそのまま事が表に出ると読みました。答えを得る時期が近づいています。
霧の向こうに何かが見える夢
答えの糸口がすでに手の中にあるという意味です。ぼんやりしていても向きは定まっている合図なので、最初に浮かんだ考えを書き留めてください。後で見ると当たっている事が多くあります。
霧の中で道に迷う夢
向きよりも物差しが揺れているしるしです。どこへ行くかより、何を基準に選ぶかを先に決めよという意味に読みます。焦りが描いた場面です。
霧の夢は悪い事を予告せず、実際の天気とも関わりがありません。晴れるのを待つあいだに何ができるかを一つ決めておけば、その待ち時間は空になりません。霧が晴れたかどうかが結を分ける手がかりです。