建物が崩れる夢
建物の崩壊は古い構造の解体です。衝撃的ですが建て直すための片付けと見て、崩れる場から逃れた夢は災い転じて福となす吉夢と読みました。長く堪えてきた関係や職場のように「このままでは駄目だ」と感じていた事があるときによく現れます。崩れた跡を片付ける夢なら、すでに整理に入っている意味です。ただし下敷きになって出られない夢は一人で抱えている合図なので、助けを求めるときです。
建物が崩れる夢は、踏みしめていたものが揺れる場面です。伝統の夢占いは家や建物を暮らしと地位の土台と見て、崩れる夢を立場の変化と読みました。ただし崩れたあとどうなったかが読みを大きく分けます。
状況別の読み解き
崩れる前に逃げ出す夢
崩れる前に体が先に動いた、というのがこの場面の要です。頭で計る前に気づいたものがあるという意味なので、近ごろおかしいと感じながらそのままにしている場所を思い出してみてください。
瓦礫の下敷きになって出られない夢
上から落ちてきたものに押さえつけられる場面です。崩れたのは自分ではなく自分が入っていた構造なので、耐える力よりその構造を変えられるかを先に見ることになります。
他人の建物が崩れるのを見る夢
他人の建物だ、というのがこの場面の要点です。自分のものではないので損はありませんが、同じ材料で建てたものが自分にもないかは一度見ることになります。
崩れた場所に建て直す夢
取り壊した跡地の上に建て直す場面です。伝統では古い家を壊して新しく建てることを暮らしが大きくなる事と見ましたが、同じ土地を使うか移すかで色合いが分かれます。
崩れる夢が実際の事故を予告するわけではありません。地震と違って崩れるのはたいてい自分が積み上げた側なので、無理に重ねた予定や借りがないかをまず見ます。一段下ろすだけでもこの夢は減ります。