星占い・占星術を学ぶ順序
12宮の原理からハウスとアスペクトまで
星座占いを越えて占星術をきちんと見たいなら、順序があります。12宮の性格を元素と資質で理解するのが先、次が惑星とハウス、最後が角度(アスペクト)です。この順を守ると、耳慣れない用語が格段に早く身につきます。 生まれた時刻が分かっていれば第三段階まで通して見られますし、分からなくても第一・第二段階はそのまま読めます。
第1段階 · 12宮を理解する
十二の星座を一つずつ覚える代わりに、元素(火・地・風・水)と資質(活動・不動・柔軟)でまとめて見ると性格が自然に整理されます。この二つの軸が占星術全体の骨格です。
- 1. 星座十二宮 完全整理 — 四元素と性格 — 牡羊座から魚座まで、黄道十二宮の由来と、火・地・風・水の四元素と活動・不動・柔軟の三区分で性格を読む方法を整理しました。
- 2. 星座の四元素 — 火・地・風・水の性格 — 十二星座を火・地・風・水の四つの群れにまとめて読むと、性格の大きな趣が見えてきます。それぞれの元素が持つ気質と相性を整理しました。
- 3. 東洋の五行と西洋の四大元素 — 二つの宇宙観の出会い — 世界を構成する気運を五つと見た東洋の五行と、四つと見た西洋の四大元素を並べて置き、似ている点と異なる点を整理しました。
- 4. 星座の三区分 — 活動・不動・柔軟の味わい — 星座を四つずつ束ねる元素のほかに、三つずつ束ねるもう一つの軸があります。始める活動宮、守る不動宮、変える柔軟宮の味わいをまとめました。
第2段階 · 惑星とハウスを見る
星座が「どのように」なら、惑星は「何が」、ハウスは「どこで」です。この三つが揃って初めて、一人のチャートを読むことができます。
- 5. 西洋占星術の惑星 — 星座を司る十の星 — 太陽・月・水星から冥王星まで、それぞれの惑星が象徴するものと、十二星座を司る支配星との関係をまとめました。
- 6. 占星術の十二ハウス — 人生の十二の舞台 — 自我から無意識まで、出生図を十二の区画に分け、人生のどの領域で星の気が広がるのかを示してくれるハウスをまとめました。
- 7. 占星術のアスペクト — 惑星どうしが交わす角度 — コンジャンクションからオポジションまで、二つの惑星がなす角度が、なぜ調和的に、あるいは緊張して読まれるのか、アスペクトの基本を整理しました。
第3段階 · 流れを読む
最後は時期です。月の満ち欠けや水星逆行のような繰り返す周期を知れば、いつ始めていつ点検するかを自分で判断できます。
- 8. 月相 — 生まれた日、月はどんな姿だったのか — 新月から満月まで、月が満ち欠けする月相が、占星術で感情とリズムをどう映すのか、生まれた日の月を読む方法を見ていきます。
- 9. 水星の逆行 — 惑星が逆に回る時期の意味 — 水星が逆行するとなぜ、意思疎通や契約に気をつけよと言うのか。惑星の見かけの逆行とは何か、占星術ではどう読まれるのかをまとめました。
ここまで読めば、太陽星座の一行を越えて、惑星がどのハウスにあり互いに何度で置かれているかまで見えるようになります。つまずきやすいのはハウスです。ハウスは生まれた時刻と場所で決まりますので、時刻が分からない場合はこの段階を飛ばすことになります。アスペクトも最初から十種を全部見る必要はなく、0・90・120・180度の四つを押さえればほとんどが読めます。
読む順を変えてよい場合
生まれた時刻がわからない場合は、第2段階のハウスは飛ばして、天体とアスペクトだけを読んでいただいてかまいません。ハウスは時刻によって丸ごと変わる部分なので、わからないまま当てはめると、残りの解釈まで静かにずれていきます。第1段階のエレメントとクオリティだけでも十二の星座はかなり整理されますから、いったんそこで止めて、後から続きを読まれるのもよい使い方です。
よく誤解されること
太陽星座ひとつで性格が決まる、というのが最も大きな誤解です。占星術では月星座が感情を、上昇宮が外から見える印象を左右すると考えるので、太陽はそのうちの一片にすぎません。星座の日付と実際の空がずれていることを誤りだと考えるのも誤解です。歳差によって二千年でほぼ一つ分ずれたのであり、西洋占星術はもともと星座ではなく季節を基準に組み立てられています。
この道筋が扱わないこと
出生図を自分で作成する方法や、二人の図を重ねて見るシナストリーは扱いません。ハウスの分け方も複数ありますが、この道筋はその違いに深くは立ち入りません。同じように、太陽星座だけで見る相性は関係の一片にすぎません。ここで読んだことで人を選んだり、関係の価値を決めたりはなさらないでください。 相性は互いに向き合ってきた時間のほうが大きく左右します。