maiunse · 占いストーリー

西洋占星術の惑星 — 星座を司る十の星

星座占いをみると、多くは太陽が入った星座だけを語りますが、西洋占星術は本来、太陽を含めた十の天体をともに読みます。それぞれの惑星は愛・伝達・意志のように人生の異なる領域を担い、十二星座はそれぞれ自分を司る支配星を持ちます。惑星の象徴を知れば、なぜ同じ星座がそのような性向に読み解かれるのか、その根っこを理解できます。

星座を動かす十の星

占星術でいう惑星は、太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星の十です。天文学では太陽と月を惑星とは呼びませんが、占星術では空を動きながら私たちに影響を与えるとみて、ともに束ねます。それぞれの星は神話の中の神の名と性格を受け継ぎ、おのおのの役割を担います。生まれた瞬間、この十がどの星座にあったかが、一人の人の性向を形づくります。

個人の惑星 — 太陽・月・水星・金星・火星

動きが速く、個人の性格を細やかに分ける五つを個人の惑星と呼びます。太陽は人生の中心となる自我と意志、月は感情と無意識、水星は思考と伝達を担います。金星は愛と美・好みを、火星は欲求と推進力・行動を象徴します。星座占いがよくみる太陽の星座は、この五つのうちのひとつにすぎず、残りをともに読んでこそ人の趣が余すことなく現れます。

社会の惑星と世代の惑星

木星と土星は社会の惑星で、個人が世の中と関係を結ぶあり方を見せてくれます。木星は拡張・幸運・寛大さを、土星は責任・限界・試練を通じた成熟を象徴します。一方、天王星・海王星・冥王星はきわめてゆっくり動き、ひとつの星座に何年もとどまる世代の惑星です。これらは個人よりも、ひとつの世代が共有する変革・理想・根本的な変化の流れを表します。

星座の支配星

十二星座には、それぞれ自分を司る支配星が定められています。牡羊座は火星、牡牛座は金星、獅子座は太陽、蟹座は月が司る、という具合です。星座の性向は、かなりの部分がこの支配星の性格から生じます。たとえば金星が司る牡牛座と天秤座が、美と調和を大切にするのは偶然ではありません。

自分の星座の守護星を読む

自分の星座を司る惑星を知れば、運勢の読み解きがずっと立体的に迫ってきます。支配星が象徴する領域が、その星座が特に力を発揮し、あるいは心を込める場所だからです。さらに、その惑星が司る曜日や色を幸運の手がかりとすることもあります。太陽の星座から一歩踏み込んで支配星まで見れば、自分の星座をずっと深く理解できるようになります。

十の惑星は人生の異なる領域を担った役者のようであり、支配星は自分の星座の性格を形づくった根っこです。自分の星座とその守護星が気になるなら、星座占いで今日の流れと性向を実際に確かめてみてください。